albatros blog

広田修の書評とエッセイ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

フルで休む

さて、年明けから1か月分の疲れが出たので今日は一日フルでお休みさせていただきました。やはり半日休ではなかなか疲れが取れないもの。フルで休んでこそもろもろ傷んだところが修復されていくように思います。 ところで、デカフェインは順調に進んでいます…

疲れた水曜日

いやー、まだ水曜日ですがそれなりに疲れています。今日は片道1時間の出張です。まあ出張は楽しいので存分に楽しんで来ようと思います。もちろん運転には十分気を付けて。 そういえば妹が自分の誕生日に入籍しました。めでたい限りです。これでうちの三兄妹…

充実した土曜日

昨日はとても充実していました。午前中は図書館に行って本を返し、その足で近くの魚屋へ。魚屋では一周年記念の特売をやっていて、長蛇の列ができていました。とにかく安く、鯛やホッケ、寿司を買ってきました。この寿司が非常に質の高いもので、本来なら2…

山野辺太郎『いつか深い穴に落ちるまで』

いつか深い穴に落ちるまで 作者:山野辺太郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/11/15 メディア: 単行本 本作品は、日本からブラジルまで地球を貫通する穴を掘るという絵空事を、実際に行ってしまったという小説である。このような不可能に近いこと…

体調の安定

さて、昨年末崩してしまった体調ですが、年末年始の休みを経て、またカフェインを抜いたことからだいぶ安定してきたように思います。結局時間をかけるしかないんだな、と。最近は一時おかしくなった寝つきも回復してきたように思います。引き続きデカフェイ…

仕事をしながら生活習慣を改善すること

さて、私は今カフェイン依存から脱却しようとしているのですが、まだ8日目であり、いろいろ不安定です。集中力がなかったり、倦怠感に見舞われたり、気分が落ち込んだり、離脱症状がいろいろと現れます。また、以前だったらコーヒーを飲んで乗り切ったよう…

講師

昨日はある小学校に講師として授業をしてきました。仕事で携わっている分野の啓蒙的な授業です。このように講師としての仕事をするのは初めてのことで、大変貴重な経験でした。いろいろと準備が必要で大変でしたが、実際やってみるとあっという間でした。た…

武田泰淳『わが子キリスト』

わが子キリスト (講談社文芸文庫) 作者:武田 泰淳 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/07/09 メディア: 文庫 本書で武田は聖書に思い切った解釈を施している。キリストには実父がおり、それはローマ兵であり、そのローマ兵がキリストの伝説を作り上げるの…

コーヒー依存からの脱却

さて、私は長いことカフェイン依存だったのですが、今は朝一杯コーヒーを飲むだけで、あとはお茶をちびちび飲むだけとなっています。カフェインを減らしてだいたい6日目となりますが、途中頭が痛くなったり何となく辛かったりやる気が出なかったりしました…

柳田邦男『妻についた三つの大ウソ』

妻についた三つの大ウソ (新潮文庫) 作者:柳田 邦男 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1993/04 メディア: 文庫 航空機事故や医療技術のノンフィクションで知られる柳田邦男のプライベート・エッセイ集。本エッセイは、一つ一つがそれぞれ一つの記事のように…

カフェイン断ち

最近寝つきが悪いんです。で、原因は明らかにコーヒーの飲み過ぎなんです。コーヒーを一日缶で4杯分くらいずっと飲んでいました。それでカフェイン断ちしようと思い立ち、昨日からコーヒーを一杯しか飲まなくなりました。そしたら今日はその離脱症状のせい…

最近の読書傾向

私も昔と比べて随分読書傾向が変わったな、と思います。ちょっと前までは、新書も格式の高いもの、岩波・中公ばかり読んでいたのですが、今では文春・角川・新潮などなど、様々なレーベルから良書を選んで読むように変わってきました。もちろん、新書は当た…

柴田元幸『生半可な学者』

生半可な学者―エッセイの小径 (白水Uブックス) 作者:柴田 元幸 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1996/03/01 メディア: 新書 本書は、筆のおもむくままに翻訳にかかわる雑学的知識を披露してくれる。話題は音楽や映画、小説など多岐に及び、英単語や英語の言…

三連休

いやー、三連休いいっすね。なんか家庭を持ってから土日も忙しく、独身の頃みたいにゴロゴロして終わったとか寝て終わったとかそういうことが少なくなりましたので、どうもあまり休めている感じがしない。このようにリアルが充実している生活に体がまだ十分…

町田康『浄土』

浄土 (講談社文庫) 作者:町田 康 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/06/13 メディア: 文庫 町田康の文学は本音の文学だと思う。このように建前がメインの世の中で、ここまであからさまに本音を語られると愉快だし安心する。人間の本音のみじめさ、滑稽さ…

金曜日の過ごし方

さて、今日は金曜日ですが、金曜日は一番仕事がはかどらない曜日ですよね。通常、休み明けの月曜日が集中力MAXで、金曜日になると集中力が最も低いです。こういう金曜日をどのように有効活用するかが問題ですが、やはり朝運動するのがいいのかな、と。そうい…

歳と共に

社会人になったころは割と疲れ知らずだった気がします。毎日残業でしたが別に苦ではなかった。ただ、結構栄養ドリンクは飲んでいましたね。週2・3のペースで飲んでいたように思います。職場ではコーヒーも結構飲んでいました。あの頃から結構疲れてはいた…

大崎清夏『指差すことができない』

指差すことができない 作者:大崎清夏 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2014/04/11 メディア: 単行本 切実な詩というものは、訴えかける力が強い一方どこか押しつけがましいものがある。自らの体験をじかに伝えるような詩は、確かに説得力があるが同時に重苦…

仕事始め

さて、今日から仕事始めです。この年末年始は十分休養を取ったので、心機一転仕事に励んでいこうと思います。年末年始は、二人の実家へのあいさつに光のページェント、ニューイヤー駅伝に箱根駅伝、初売りに初詣となかなか盛沢山でした。だいぶのんびりでき…

文月悠光『屋根よりも深々と』

屋根よりも深々と 作者:文月 悠光 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 2013/08/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) 文月はこの詩集で主に学校を舞台にしながら、みずからの女性性への意識などをテーマに詩を書いている。詩法としては技術的完成度が高く、テ…

別役実『満ち足りた人生』

満ち足りた人生 (白水Uブックス―エッセイの小径) 作者:別役 実 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2001/08 メディア: 単行本 本書で別役は、誕生から葬式に至るまで人生の諸事について一席講じている。それぞれの項において前提や論理がおかしく、全般的に「…

読書メーター1000冊達成!

さて、2009年から登録している読書メーターですが、そこに登録した本がようやく1000冊に達しました。10年で1000冊ですから、一年100冊のペースでこの10年間読書してきたことになります。私の知識や思考はまだまだの段階ですが、これは私…

四元康祐『日本語の虜囚』

日本語の虜囚 作者:四元 康祐 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 2012/10 メディア: 単行本 「日本語の虜囚」と題された詩集ではあるが、日本語に束縛されている不自由さよりも、むしろ日本語を自由自在にあやつっているという自由さが目立つ詩集である。むし…

元日

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今年は寝正月といった趣で、起きてから生産的なことは何もせず、ただゴロゴロしておりました。このゴロゴロが明日への英気を養うのであります。普段だと早く本を読まなければとか書評を書かな…

2019年に読んだ本

2019年に読んだ本をまとめました。 2019年の読書メーター読んだ本の数:142読んだページ数:32219ナイス数:1026夫のトリセツ (講談社+α新書)の感想脳の造りの違いから夫婦のつきあい方を教えてくれる。著者が女性であるため『妻のトリセツ』の方が面白…