さて、昨日は面談でした。人がいない中よく頑張った、といったようなお褒めの言葉をいただきました。それなりの評価が来るだろうとのこと。健康を大事にしながらとりあえず今年度は無事終えようと思います。
寒い日が続きますが、一番寒い時期は終わったのかなと思います。これからどんどん寒さは和らいでいくでしょう。速く過ごしやすくなるといいな。
ちなみに娘は今日で1歳8カ月になりました。最近は言葉の理解も進み、積み木遊びなどにも工夫がみられます。いつも元気で励まされます。
さて、今年度はいろいろ職場への不満とかありましたが、基本的に働いている人はみんなそれぞれ精いっぱい頑張っているのだと思います。それについてもちろん足を引っ張ることは可能ですが、基本的には「みんな頑張っていてみんなオッケー」というスタンスで行くのがよいです。今年度の業務も少し遅れましたが何とかなりそうです。これも、私一人だけでなく、同僚や上司の骨折りがあったからこそ。みんな頑張っていてみんなオッケーなのです。人はそれぞれに事情がありますが、それぞれに頑張っています。それをすべて肯定することからすべてを始めましょうね。
さて、雪もだいぶ減ってきました。通勤も楽そうです。読書とかも進めていきたいです。
人生を微細に感受し微細に表現したみずみずしい作品。若さゆえの感受性の鋭さと混乱があり、その機微をとらえているところに作品のひらめきを感じた。文学者の資質というものは、まさにこの人生を丁寧に感受し、それを丁寧に言語化することによって鍛えられていく。感受性が鋭いほどそれを表現する言語も鋭くなるし、言語化によって己を鍛えていくことで、感受性もまたカルティベイトされる。文学者の資質というものはこういう基本的なところで形成されるのだと思う。
ムージルは25歳でこの作品を書いているが、この時点で文学者の資質を形成する上で重要な作品を書いたと言える。若くて感受性が独特であるときに、その感受性を言語化することは後々の作家人生において極めて重要である。このようにして、言語と感受性が循環的にカルティベイトされていくところに文学者の人生というものは存在するのであろう。ムージルの文学者としての重要なスタート地点だった。