私も昔と比べて随分読書傾向が変わったな、と思います。ちょっと前までは、新書も格式の高いもの、岩波・中公ばかり読んでいたのですが、今では文春・角川・新潮などなど、様々なレーベルから良書を選んで読むように変わってきました。もちろん、新書は当たりはずれがかなりあるので、そのあたりの選書は厳密に行っています。
小説も、以前に比べて現代小説や海外小説の割合が増えました。以前は日本の古典ばかり読んでいたのですが、だいぶ読書の幅が広がったように思います。また、詩も偏見なくいろんな詩人の詩を等しく読むようになってきました。
あと、いちばん大きな変化としては、エッセイやノンフィクションも読むようになったことが挙げられます。昔はエッセイやノンフィクションを忌避していたのですが、最近はむしろそっちの方が面白いみたいな感じです。
学術書もぼちぼち読んでいますが、まずは新書から入門というのが私の基本的なスタンスです。あと、経営学やビジネスの本をよく読むようになりましたね。自分が今直面している労働という問題をどこまでも考えていきたいです。