読書メーターで2021年に読んだ本をまとめました。
2021年の読書メーター
読んだ本の数:120
読んだページ数:24484
ナイス数:699現代詩手帖2020年 12月号[雑誌]
読了日:01月01日 著者: シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のことの感想
エッセイと自伝的小説の中間のようなもの。結論は出ない。
読了日:01月02日 著者:花田菜々子高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)の感想
私はこれになるのが嫌で早々と研究者稼業を引退、無事手堅いところの職を得ました。
読了日:01月03日 著者:水月 昭道捨てられる銀行 (講談社現代新書)の感想
地域貢献をしない地銀は見捨てられていく。地銀の厳しい現状。
読了日:01月03日 著者:橋本 卓典町の形見の感想
震災文学。とても切なく心揺さぶられた。
読了日:01月03日 著者:柳美里流星は魂の白い涙の感想
めっちゃ良かった。
読了日:01月03日 著者:洞口 英夫世界と僕のあいだにの感想
黒人の父が黒人の息子に自分の半生を語る。重い。
読了日:01月03日 著者:タナハシ・コーツ,Ta-Nehisi Coates海のほつれ
読了日:01月04日 著者:神田 さよひの石まつり
読了日:01月06日 著者:金堀 則夫JR上野駅公園口 (河出文庫)の感想
悲惨な人生。戦慄が走った。
読了日:01月08日 著者:柳美里チョロス
読了日:01月09日 著者:矢澤 準二卵の緒 (新潮文庫)の感想
泣いた。家族のかけがえのなさが描かれている。
読了日:01月10日 著者:瀬尾 まいこ森がたり
読了日:01月10日 著者:進藤 ひろこ水のなかの蛍光体
読了日:01月10日 著者:岸田 裕史野川 (講談社文庫)の感想
エッセイのようで純文学。卓越した筆致がさすが。
読了日:01月14日 著者:古井 由吉推し、燃ゆの感想
ディープなオタクのリアルを描く。なかなか衝撃的。
読了日:01月16日 著者:宇佐見りんペスト大流行: ヨーロッパ中世の崩壊 (岩波新書 黄版 225)の感想
この疫病の時期に人類最大の疫病の記録は示唆に富んでいる。
読了日:01月19日 著者:村上 陽一郎露草ハウス
読了日:01月20日 著者:有働 薫疲れがとれない原因は副腎が9割 (フォレスト2545新書)の感想
副腎疲労の回復で疲れやすさから脱却。
読了日:01月21日 著者:御川安仁やわらかい帽子
読了日:01月23日 著者:山中 従子本物の読書家の感想
かなり凝ったつくりになっている。構造が楽しめる作品だ。
読了日:01月25日 著者:乗代 雄介ホール・ニュー・ワールド
読了日:01月29日 著者:村松 仁淀かばくん (こどものとも絵本)の感想
身近な他者がユーモラスな存在であることを実感させる。
読了日:01月30日 著者:岸田 衿子ねえどっち? (PHPわたしのえほん)の感想
論理的遊戯がいかに普通に生きている人に無用であるか。
読了日:01月30日 著者:二宮 由紀子ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実 (中公新書)の感想
未成年のケアラー、家事や介護で学業に支障を来している。このような社会問題を知らなかった。
読了日:01月31日 著者:澁谷 智子ひとり暮しの戦後史―戦中世代の婦人たち (岩波新書 青版 924)の感想
戦争によって恋人候補者を失い独身のまま一生を終えた女性たちの記録。女性の労働待遇の悪さなど現代に通じるところ多し。
読了日:02月03日 著者:塩沢 美代子,島田 とみ子ないた赤おに (大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本)の感想
いい話だ。
読了日:02月04日 著者:浜田 広介ゆきみちさんぽ (講談社の創作絵本)の感想
みずみずしい幼い日々を思い出す。
読了日:02月04日 著者:江頭 路子法王庁の抜け穴 (岩波文庫 赤 558-3)の感想
ジイドというと愛と信仰の作家というイメージだが、本作はまったくの社会活劇だ。新たな面が見える。
読了日:02月07日 著者:アンドレ・ジイド日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか (ちくま新書)の感想
さようならという言葉の背後にある日本人の思想に迫っている。
読了日:02月07日 著者:竹内 整一ザッフォオ (岩波文庫)の感想
古代ギリシャの女流詩人の史実を劇化した作品。心理の機微がよく描かれている。
読了日:02月09日 著者:グリルパルツェル内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法 (幻冬舎新書)の感想
内臓脂肪とは何か、日本人の体質的特徴、内臓脂肪の落とし方について書いてあり、たいへん勉強になった。
読了日:02月11日 著者:奥田 昌子セザンヌの山・空の細道―結城信一作品選 (講談社文芸文庫)の感想
少女への清潔だが強い憧憬に満ちた作品集。
読了日:02月12日 著者:結城 信一捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)の感想
日本の金融商品販売は手数料獲得を重視し、顧客をないがしろにしてきた。その改革の記録。
読了日:02月16日 著者:橋本 卓典「ニート」って言うな! (光文社新書)の感想
ニートバッシングに反論している本。本田由紀の部分がかなり良い。
読了日:02月17日 著者:本田 由紀,内藤 朝雄,後藤 和智しょうがの味は熱い (文春文庫)の感想
カタルシスのある読後感良好の本。
読了日:02月18日 著者:綿矢 りさ僕の大統領は黒人だった 上 :バラク・オバマとアメリカの8年の感想
現代アメリカの黒人をめぐる議論がいろいろわかってくるのでオススメ。
読了日:02月19日 著者:タナハシ・コーツ,Ta-Nehisi Coates惑星 (狼叢書)
読了日:02月20日 著者:光冨幾耶三ねんねたろう (むかしむかし絵本 8)の感想
三年ねる、ということの異様さが際立つ。
読了日:02月21日 著者:大川 悦生かぜのでんわの感想
震災で家族を亡くした人が一方的にかける電話。それがどれだけ人の心を救うか。
読了日:02月21日 著者:いもとようこ破局の感想
ちょっと薄っぺらいかなぁ。今後に期待。
読了日:02月23日 著者:遠野遥わたし、お月さまの感想
月がとても身近に感じられる。
読了日:02月27日 著者:青山 七恵,刀根 里衣ゆきのひ―キーツの絵本 (新訳えほん)の感想
印象的なザ・絵本。
読了日:02月27日 著者:エズラ=ジャック=キーツ賢人ナータン (岩波文庫 赤 404-2)の感想
宗教的寛容を喩え話で理論づけている古典的な戯曲。
読了日:03月07日 著者:レッシング失われた時のカフェでの感想
とてもスリリングで魅惑的。一人の女性をめぐる多角的な断片集。
読了日:03月09日 著者:パトリック・モディアノ僕の大統領は黒人だった 下 :バラク・オバマとアメリカの8年の感想
現代の黒人の置かれた複雑な状況をうまく描き出している。
読了日:03月12日 著者:タナハシ・コーツ,Ta-Nehisi Coates流転の魔女の感想
紙幣の視点からの描写がユニーク。
読了日:03月13日 著者:楊 逸あしにょきにょきにょき (えほんのぼうけん)の感想
ユニークでユーモラス。クスッと笑ってしまう絵本。
読了日:03月13日 著者:深見 春夫もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)の感想
不思議な戦慄を感じる名作絵本。
読了日:03月13日 著者:マリー・ホール・エッツThink CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略であるの感想
無礼は組織に悪影響しか及ばさないが、笑顔や相手の尊重、人の話を聞くことは組織に良い影響を与え本人も評価差れる。
読了日:03月15日 著者:クリスティーン・ポラス権威主義:独裁政治の歴史と変貌の感想
民主主義について書かれた本は数あれど、権威主義について書かれた本は数少ない。記述のバランスがとれた良書。
読了日:04月04日 著者:エリカ・フランツ地域衰退 (岩波新書 新赤版 1864)の感想
基盤産業の衰退による地域衰退をどう食い止めるか。
読了日:04月05日 著者:宮崎 雅人カシス川の感想
ガン闘病記。荻野らしいユーモアとウイットが好ましい。
読了日:04月05日 著者:荻野 アンナ十七八よりの感想
なんとも気怠い青春文学。ディテールとペダントリーで単なる退屈な青春文学を超えている。
読了日:04月12日 著者:乗代 雄介地方の論理 (岩波新書)の感想
地方の論理ということだが、特に地方に限った問題でもなく体系性が割と弱い。話のネタにはなる。
読了日:04月18日 著者:小磯 修二ぴんくの砂袋
読了日:04月19日 著者:田中 庸介働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とはの感想
転職の科学的な分析。転職の真実が端的に示される。
読了日:04月28日 著者:中原 淳,小林 祐児,パーソル総合研究所お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで (光文社新書)の感想
お笑い戦後史。面白くて一気に読める。
読了日:04月28日 著者:ラリー 遠田Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか? (光文社新書)の感想
「近頃の若者」を徹底分析。若者のトリセツとして、中堅以上のサラリーマン必読では。
読了日:04月29日 著者:原田 曜平アジア政治を見る眼―開発独裁から市民社会へ (中公新書)の感想
アジア諸国での開発主義独裁から市民社会への歴史的な流れ。理論的な把握がとても良い。
読了日:05月02日 著者:岩崎 育夫最高の任務の感想
重層的な語りの背後にある「最高の任務」とは何か、いろいろと考えさせられる味わい深い作品だった。
読了日:05月04日 著者:乗代 雄介オラクル・ナイトの感想
迷路のようにうねっていくストーリーがスリリングだった。
読了日:05月04日 著者:ポール オースターアンディとらいおん (世界傑作絵本シリーズ)の感想
心温まる動物との交流。
読了日:05月04日 著者:ジェームズ・ドーハーティリーベとおばあちゃん (世界傑作絵本シリーズ―ノルウェーの絵本)の感想
子供の真率な願いが胸を打つ。
読了日:05月04日 著者:ヨー テンフィヨール尊厳: その歴史と意味 (岩波新書 新赤版 1870)の感想
カントに遡り尊厳とは何かについて議論を進める。すっきりまとまってはいないので論旨を捉えるのに苦労する。
読了日:05月09日 著者:マイケル・ローゼン納税者の権利 (岩波新書)の感想
税金の使い道まで民主的コントロールを及ぼすべきなど、現在の税制に納税者の権利の観点から批判を加えている。
読了日:05月21日 著者:北野 弘久旅する練習の感想
乗代のペダントリーとかテクスト内テクストとかいろんな要素がバランス良くできている。
読了日:05月22日 著者:乗代雄介パリ環状通り 新装版の感想
香気に満ちたおしゃれな小説。
読了日:05月25日 著者:パトリック・モディアノ夢に迷って、タクシーを呼んだの感想
じんわり心にしみるエッセイ集。こういう大人の感性が羨ましい。
読了日:05月30日 著者:燃え殻捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書)の感想
一巻と二巻の内容を敷衍し、計測できない未来の幸福や利益について説いている。
読了日:06月05日 著者:橋本 卓典労働組合とは何か (岩波新書 新赤版 1872)の感想
労働組合の歴史と現在。体系的な入門書。
読了日:06月07日 著者:木下 武男革新自治体 - 熱狂と挫折に何を学ぶか (中公新書)の感想
地方に革新的な首長が生まれた時代があった。社会党との関連で重厚に論じている。
読了日:06月20日 著者:岡田 一郎近代とホロコースト〔完全版〕 (ちくま学芸文庫)の感想
ホロコーストを可能にしたのは近代官僚制。ホロコーストと近代の抜き差しならない関係を論述。
読了日:06月22日 著者:ジグムント・バウマン人新世の「資本論」 (集英社新書)の感想
気候変動の時代によみがえるマルクス。怜悧な文章だ。
読了日:06月22日 著者:斎藤 幸平不時着
読了日:06月22日 著者:峯尾 博子誕生祭
読了日:06月22日 著者:山田 亮太黒い蜘蛛 (岩波文庫)の感想
教訓譚なのだろうが、ホラー要素強め。
読了日:06月24日 著者:ゴットヘルフ知っておくべき産後の妻のことの感想
妻が産後のため読了。実践的なアドバイス。
読了日:06月27日 著者:東野 純彦LAフード・ダイアリーの感想
エッセイかつ料理批評。未知の文化が開示された。
読了日:07月07日 著者:三浦 哲哉ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ (講談社現代新書)の感想
現代の国際関係の主軸となっている米中関係をわかりやすく書いている。現代世界情勢の基本が分かる。
読了日:07月11日 著者:近藤 大介好循環のまちづくり! (岩波新書 新赤版 1877)の感想
まちづくりの実践的なヒントがわかりやすく理論的に提示されていて良い。
読了日:07月12日 著者:枝廣 淳子ポジティブ心理学 科学的メンタル・ウェルネス入門 (講談社選書メチエ)の感想
精神論はすべてポジティブ心理学で置き換えるべき、と思わせる。素晴らしい本です。
読了日:07月17日 著者:小林 正弥改訂3版職場のいじめとパワハラ防止のヒントの感想
職場のいじめとパワハラについてケーススタディを用いながら網羅的に考察。すごく勉強になるので多くの人に読んでほしい。
読了日:07月23日 著者:涌井美和子水の女 (講談社文芸文庫)の感想
「鷹を飼う家」が良かった。あとは少し短すぎたかな。
読了日:07月24日 著者:中上 健次ケアとは何か-看護・福祉で大事なこと (中公新書, 2646)の感想
ケアの現象学。ケアを微細に思考していく手腕が素晴らしい。
読了日:07月25日 著者:村上 靖彦なぜ妻は「手伝う」と怒るのか: 妻と夫の溝を埋める54のヒント (平凡社新書 971)の感想
家事の「手伝い」から「共同経営者」へ。家事は経験がものを言う。円満な夫婦関係のヒント。
読了日:07月27日 著者:佐光 紀子スマホ脳(新潮新書)の感想
スマホの弊害を脳科学の観点から理論的に説明。名著。
読了日:07月28日 著者:アンデシュ・ハンセン性犯罪者から子どもを守る―メーガン法の可能性 (中公新書)の感想
アメリカで施行されている性犯罪者登録公開法であるメーガン法についての法的議論。面白い。
読了日:08月20日 著者:松井 茂記ポジティヴ・アクション――「法による平等」の技法 (岩波新書)の感想
アファーマティブ・アクションについての概説的な入門書。手堅い。
読了日:08月22日 著者:辻村 みよ子これはただの夏の感想
大人になっても青春の残滓を生きている人へのエレジー。
読了日:08月22日 著者:燃え殻教育格差 ──階層・地域・学歴 (ちくま新書)の感想
親の学歴や住む地域によって大学進学率などに格差が生じていることをデータに基づき論証。
読了日:08月26日 著者:松岡亮二文部科学省-揺らぐ日本の教育と学術 (中公新書 2635)の感想
文科省のことはこの一冊でだいたいわかる。重厚な記述が良かった。
読了日:08月28日 著者:青木 栄一心理的安全性のつくりかた 「心理的柔軟性」が困難を乗り越えるチームに変えるの感想
心理的安全性は別に平社員でも自らの行動によってチームにもたらすことができる。希望の書。
読了日:08月31日 著者:石井遼介ジェネレーション・レフト (Zブックス)の感想
若者の世代的な左翼化の現状について。興味深い。
読了日:09月15日 著者:キア・ミルバーン彼岸花が咲く島の感想
SFだけどいろんなことを考えさせられる。
読了日:09月19日 著者:李 琴峰同調圧力 日本社会はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書)の感想
世間と社会の違いや世間の定義などとても面白い。
読了日:09月22日 著者:鴻上尚史,佐藤直樹野生のアイリスの感想
庭の生活と神との対話。そこに己の人生が混じる。純粋さを志向する作品。
読了日:09月23日 著者:ルイーズ・グリュックサラ金の歴史-消費者金融と日本社会 (中公新書 2634)の感想
CMでおなじみのサラ金のとても興味深い歴史。勉強になる。
読了日:09月24日 著者:小島 庸平東京復興ならず-文化首都構想の挫折と戦後日本 (中公新書 2649)の感想
東京にこんな文化都市構想があったとは知らなかった。新鮮な角度からの東京史。
読了日:09月24日 著者:吉見 俊哉無情の世界 (新潮文庫)の感想
阿部らしい登場人物の暴走っぷり。爽快だった。
読了日:10月01日 著者:阿部 和重おだやかな洪水
読了日:10月10日 著者:加藤思何理夜の鼓動にふれる: 戦争論講義 (ちくま学芸文庫)の感想
「夜」としての戦争をテーマとした現代思想入門。文体が冴えている。
読了日:10月11日 著者:西谷 修よろこびの日
読了日:10月12日 著者:和田 まさ子貝に続く場所にての感想
文学の香気にみちている。読んで良かった。
読了日:10月15日 著者:石沢 麻依生殖する人間の哲学: 「母性」と血縁を問い直すの感想
生み育てるということを精緻に問い直していく。丁寧な哲学の仕事。
読了日:10月19日 著者:中 真生地方を生きる (ちくまプリマー新書)の感想
ライトなエッセイ。物足りなかった。
読了日:10月22日 著者:小松理虔詩の中にめざめる日本 (岩波新書 青版 610)の感想
ほんものの詩がある。
読了日:10月26日 著者:真壁 仁献灯使 (講談社文庫)の感想
多和田葉子のいい意味で狂った文体はSFに合うようだ。
読了日:11月08日 著者:多和田葉子消費社会の誕生 ――近世イギリスの新規プロジェクト (ちくま学芸文庫)の感想
近世ヨーロッパのイノベーション。新たな角度から近世を照射する。
読了日:11月08日 著者:ジョオン・サースク「知の商人」たちのヨーロッパ近代史 (講談社学術文庫)の感想
印刷技術の発明は近世ヨーロッパに知の商人たちを生み出した。彼らのエピソード集。
読了日:11月15日 著者:水田 洋海に住む少女 (光文社古典新訳文庫)の感想
幻想的なショートショート集。美しい。
読了日:11月27日 著者:シュペルヴィエル思いがけず利他の感想
利他論を初めて読んだがこれほど深い議論があるとは知らなかった。
読了日:11月28日 著者:中島岳志チャリティの帝国――もうひとつのイギリス近現代史 (岩波新書, 新赤版 1880)の感想
福祉国家としてのイギリスの特徴であるチャリティの歴史。面白い。
読了日:11月28日 著者:金澤 周作人権としての教育 (岩波現代文庫)の感想
子どもの学習権、それを支える親の生存権を教育の基本とする。重厚。
読了日:12月12日 著者:堀尾 輝久福祉国家:救貧法の時代からポスト工業社会への感想
福祉国家についての包括的な教科書。勉強になる。
読了日:12月18日 著者:デイヴィッド・ガーランドロヒンギャ危機―「民族浄化」の真相 (中公新書 2629)の感想
ミャンマーの少数民族迫害であるロヒンギャ問題の真相に迫ろうとしている。良書。
読了日:12月18日 著者:中西 嘉宏リリアンの感想
現代人の悲しみをとても巧みに描いている。リアル。
読了日:12月29日 著者:岸 政彦相談の森 (ネコノス)の感想
燃え殻の人柄がわかる味わい深い一風変わった人生相談。
読了日:12月31日 著者:燃え殻バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)の感想
ノンフィクション・エンターテインメント。アフリカがこんなに面白いとは。
読了日:12月31日 著者:前野ウルド浩太郎「海行きたいね」と彼女は言ったの感想
簡単に読めるが、ぐっと泣ける本である。
読了日:12月31日 著者:燃え殻,伊藤沙莉,高田亮
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