albatros blog

広田修の書評とエッセイ

今どきの夫婦像

 時代とともに夫婦の在り方も変わってくる。私たちはだいぶ今どきの夫婦に近いのかなと思う。

 まず、結婚指輪は外に出るときには必ずつける。昔に比べて今の夫婦は結婚指輪を着用する割合が高いらしい。そして結婚指輪の費用は折半した。昔は夫の側が負担したようだが、今は折半の方が一般的である。

 また、家事はそれなりに分担している。妻はパートであるため、妻の方が家事の負担は重いわけであるが、それでも私もだいぶ家事はやっている。洗濯機を回すのは私で、自分の洗濯物は自分で干す。ごみ捨てはすべて私がやっている。料理は妻が主導権を握っているが、私もいろいろと手伝い、妻が疲れているときは私が作る。

 挨拶は毎日欠かさない。おはよう、ごちそうさま、行ってきます、行ってらっしゃい、ただいま、お帰り、お休み、欠かすことがない。そして、お互いを尊重し合い、お互いのやることは否定しない。意見があるのならきちんと話し合いをし、どちらかが主導権を握ることはせず、対等に接し合う。

 昔のように男は仕事一筋で家庭でも亭主関白という時代は終わった。今は男も家庭のもろもろを行い、夫婦対等に渡り合う時代である。