albatros blog

広田修の書評とエッセイ

夏バテ

 昔はよく夏風邪をひいたものだが、夏風邪をひかなくなってからは夏バテをするようになった。夏バテの一番わかりやすい症状は、夜寝るときに疲れがつらくてなかなか寝付けないことである。これがやってくると夏バテだと判断する。この辛い症状は病院に行って点滴を打ってくると直るので、今回も病院に行ってきた。
 夏バテのときは全身がだるく頭がボーっとする。午前中は何とかエナジードリンクなどでカバーして仕事をし、午後から病院へ。診察室へ通されて、下痢などの症状を訴えると、点滴を処方してくれる。
 この点滴が始まった時の快感といったらない。衰え切った脳や体が隅々まで満たされていく感じ。特に脳はすごく乾燥したような感じになっているので、そこに潤いがやってくると辛さが徐々に消えていって気持ちがいい。そうして今回も2時間点滴を受けてきた。点滴を受ければもう大丈夫。夏の終わりに毎年一回点滴を受けるようになった。