albatros blog

広田修の書評とエッセイ

勉強

 さて、お勉強というと受験勉強のイメージがありますが、それよりも重要なのが生涯学習でして、学校を出てからも継続的に勉強する必要があります。というより、学校出てからの方が勉強しなければいけないことがたくさんあります。例えばいかに働くか、いかに結婚生活を送るか、現在の社会問題にはどんなものがあるか、などなど、勉強しなければいけないことはたくさんあります。

 でも安心してください。世の中には本というものがあります。これは1000円くらいで当代一流の学者・識者の知見を得ることができるというコスパ最強なものです。この本というものをどれだけ読むかによってその後の人生は影響されていきます。繰り返しますが、学校を出てからの勉強の方が人生にとっては大事で、そのために一番手っ取り早いのが本を読むことです。

 みんながこうやっているからとか上の人がこういったからとかよりも、専門家の知識に従った方が間違いが少ないです。例えば私は朝残業して夜の残業はしませんが、これも膨大な読書の末にたどり着いた働き方です。本を読むことで多様な意見に触れることができ、自分の視野の狭さに気づかされます。本は柔軟な精神を養います。本を読まない人に限って他人にああすべきこうすべきと押し付けてきます。そうならないようにも本を読みましょう。もちろん、本を読まないのも一つの生き方ですけどね。