albatros blog

広田修の書評とエッセイ

台風

 今回の台風はかなり強力で日本各地に被害をもたらした。私は特に被害を被ったわけではないが、今回の台風を振り返ってみようと思う。

 まず、台風が12日に猛威を振るうという予報に接して、11日の仕事が終わってから妻と共に南相馬市から福島市に帰省した。二人とも12日に福島市で用事がはいっていたが、12日に長距離運転するのは危険だと感じたからだ。11日は多少雨が降っていたが無事帰宅した。

 12日は、午前中は天気が悪化していなかったので用事を済ませた。午後から雨が降り始め、夜中には強い雨が降り、スマホが何度も避難勧告を告げてきた。私の実家は避難指示地区からは離れていたため、そのままその日は寝た。

 13日は朝暴風が吹き荒れていた。早朝に職場から連絡があり、災害対策要員として相馬市に行ってくれないかと依頼があったが、なにゆえ暴風のため運転が危険であったし、南相馬に至る山道は土砂崩れなどが予想されたため無理だと断った。あとから、南相馬に至る道は大変危険な状態であることが分かったため、その日も福島で待機した。

 14日、今日になってようやく天気が安定し、南相馬に至る峠道も通れないことはないとの情報を得たため、道路状況は悪かったがなんとか南相馬に帰宅した。

 テレビの報道などで、今回の台風の被害の甚大さを知った。実家は果樹農家だが、幸いリンゴの被害は少なかったようだ。私も特に自動車がパンクすることもなく、また事故に巻き込まれることもなく、無事帰宅できたので良かった。