albatros blog

広田修の書評とエッセイ

夏が来た

 今年も夏がやってきた。私は夏が苦手である。というのも夏は体力を消耗する季節であり、昔はよく夏風邪を引いたし、最近は夏バテをするようになった。夏は暑さに疲労する季節であり、私がいつも心掛けている疲労のマネジメントの真価が問われるときである。
 そのような披露する夏であるが、自然界は大変美しく燃え上がると思う。緑が生い茂り、果物が実り、光はまぶしい。自然界がその情熱をたぎらせるのがこの夏という季節だ。それと見合うだけの情熱を私も抱きたいものである。
 また、夏はとても儚い。夏には花火大会が多数開催されるが、まさに花火のような季節である。激しく燃え上がったと思ったらあっという間に散っていき、すぐさま秋に移行してしまう。
 私の生活としては、実家の桃の収穫の手伝いをしたり、お盆に墓参りに行ったり、本格的に軌道に乗ってきた仕事の方をバリバリ進めたり、様々な予定がある。また、私は夏生まれなので私の誕生日もやってくる。
 美しく燃え上がっては儚く散っていき、とにかく疲労しやすい季節がやってきたわけであるが、最近停滞気味の創作の方をぜひとも進めていきたい。これは私のこの夏の目標である。夏は創作に適したインスピレーションの季節でもあるだろう。