albatros blog

広田修の書評とエッセイ

2020-06-14から1日間の記事一覧

ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス) 作者:ジュリアン バーンズ 発売日: 2012/12/01 メディア: ペーパーバック 2011年ブッカー賞受賞作。思索的で香気のある文体をもつ純文学でありながら、筋の展開はミステリーである。思うに、純文学はなるべく現実…

結婚して変わったこと

さて、私も結婚して一年半が経ちます。この一年半で変わったことはいろいろあります。まず、夜寝るのが遅くなり、朝起きるのも遅くなった。出勤時間も以前のように極端に早いということがなくなった。倹約が身に付き、趣味に費やすお金が減少し、月三万円の…