私は、問題があったときは、関係者を交えてフラットに話し合うべきだと思っています。もちろん話し合いのメンバーは考える必要がありますが、特に当事者は一番困っているので、当事者の声をよく聴き、きちんとコミュニケーションを取り、お互いにフィードバックを図りながら問題を解決に向かわせたいです。
例えば犯罪の捜査だったら、被疑者の性情が良好であるならば、任意に出頭を求めて信頼関係のもと話を聴く。この信頼関係に基づくフラットなコミュニケーションが、お互いの納得感を生み、問題の早期解決につながると思っています。刑事手続は「疑わしきは被告人の利益に」の世界です。逮捕事由もない、逃亡のおそれも罪証隠滅のおそれもない性情の良好な被疑者に対しては、信頼関係のもとお互いに腹落ちするコミュニケーションを取るべきでしょう。
職場のハラスメントについても、当事者同士に話をさせる必要はないかもしれませんが、当事者と適切にコミュニケーションを取ったうえで、双方が快適に仕事ができるように職場をリカバリーする。そのためのフラットなコミュニケーションが必要です。