albatros blog

広田修の書評とエッセイ

2024年に読んだ本

読書メーターでまとめました。

 

 

2024年の読書メーター
読んだ本の数:133
読んだページ数:30374
ナイス数:739

われもまた天にわれもまた天に感想
日常的な記述の中から異次元が広がる。
読了日:12月25日 著者:古井 由吉
小さくも重要ないくつもの場面 (エクス・リブリス)小さくも重要ないくつもの場面 (エクス・リブリス)感想
小説の合間合間に挟まれる断片がとても良い。
読了日:12月25日 著者:シルヴィー・ジェルマン
東大ファッション論集中講義 (ちくまプリマー新書 467)東大ファッション論集中講義 (ちくまプリマー新書 467)感想
ファッションスタディーズのとても良い入門書。
読了日:12月25日 著者:平芳 裕子
反逆罪──近代国家成立の裏面史 (岩波新書 新赤版 2040)反逆罪──近代国家成立の裏面史 (岩波新書 新赤版 2040)感想
近代国家成立を陰で支えた反逆罪。
読了日:12月22日 著者:将基面 貴巳
シモーヌ・ヴェイユ (岩波現代文庫 学術477)シモーヌ・ヴェイユ (岩波現代文庫 学術477)感想
行動と思索の強度。
読了日:12月22日 著者:冨原 眞弓
黒人理性批判 (講談社選書メチエ 815)黒人理性批判 (講談社選書メチエ 815)感想
資本主義により世界が黒人になろうとしている。
読了日:12月22日 著者:アシル・ムベンベ
台湾のデモクラシー-メディア、選挙、アメリカ (中公新書 2803)台湾のデモクラシー-メディア、選挙、アメリカ (中公新書 2803)感想
台湾現代史がわかる。
読了日:12月22日 著者:渡辺 将人
イーサン・フロム (白水Uブックス 253)イーサン・フロム (白水Uブックス 253)感想
青春の美しさ。
読了日:11月28日 著者:イーディス・ウォートン
エスノグラフィ入門 (ちくま新書 1817)エスノグラフィ入門 (ちくま新書 1817)感想
身体で行う学問。
読了日:11月28日 著者:石岡 丈昇
「死にたい」と言われたら ――自殺の心理学 (ちくまプリマー新書 428)「死にたい」と言われたら ――自殺の心理学 (ちくまプリマー新書 428)感想
自殺の心理学入門。
読了日:11月28日 著者:末木 新
ぼっちのままで居場所を見つける ――孤独許容社会へ (ちくまプリマー新書 470)ぼっちのままで居場所を見つける ――孤独許容社会へ (ちくまプリマー新書 470)感想
ロンリネスからソリチュードへ。
読了日:11月28日 著者:河野 真太郎
社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛 (ちくま新書 1821)社会保障のどこが問題か ――「勤労の義務」という呪縛 (ちくま新書 1821)感想
来たるべき包摂的な社会保障へ。
読了日:11月28日 著者:山下 慎一
歩き娘:シリア・2013年歩き娘:シリア・2013年感想
戦争という人工物の酷薄さ。
読了日:11月16日 著者:サマル・ヤズベク
論理的思考とは何か (岩波新書 新赤版 2036)論理的思考とは何か (岩波新書 新赤版 2036)感想
アメリカ的論文のみが議論の正しい作法ではない。多様な論理の使い分け。
読了日:11月14日 著者:渡邉 雅子
フェイクニュースを哲学する──何を信じるべきか (岩波新書 新赤版 2033)フェイクニュースを哲学する──何を信じるべきか (岩波新書 新赤版 2033)感想
真偽性を超えた現代的認識論。
読了日:11月14日 著者:山田 圭一
就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差 (中公新書)就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差 (中公新書)感想
手堅い労働経済学の本。
読了日:11月14日 著者:近藤絢子
あらゆることは今起こる (シリーズケアをひらく)あらゆることは今起こる (シリーズケアをひらく)感想
芥川賞作家の発達障害体験記。
読了日:11月14日 著者:柴崎友香
在野と独学の近代-ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで (中公新書 2821)在野と独学の近代-ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで (中公新書 2821)感想
学問は誰がやってもいい。
読了日:10月25日 著者:志村 真幸
働くということ 「能力主義」を超えて (集英社新書)働くということ 「能力主義」を超えて (集英社新書)感想
近代的個人の終焉を労働の現場で。
読了日:10月25日 著者:勅使川原 真衣
灯台守の話 (白水Uブックス175)灯台守の話 (白水Uブックス175)感想
抒情詩を小説にした感じ。
読了日:10月25日 著者:ジャネット ウィンターソン
中国のはなし: ――田舎町で聞いたこと中国のはなし: ――田舎町で聞いたこと感想
形式が美しい。
読了日:10月25日 著者:閻 連科
バリ山行バリ山行感想
ロックの精神が再来した。
読了日:10月25日 著者:松永K三蔵
一滴の水滴が小鳥になる一滴の水滴が小鳥になる感想
些細なものへの感受性。
読了日:10月25日 著者:洞口英夫
リキッド・モダニティを読みとく: 液状化した現代世界からの44通の手紙 (ちくま学芸文庫)リキッド・モダニティを読みとく: 液状化した現代世界からの44通の手紙 (ちくま学芸文庫)感想
液状化した近代の諸相。
読了日:10月02日 著者:ジグムント バウマン
承認をひらく──新・人権宣言承認をひらく──新・人権宣言感想
上からの承認という観点が新鮮。
読了日:10月02日 著者:暉峻 淑子
サステナビリティの経済哲学 (岩波新書 新赤版 2027)サステナビリティの経済哲学 (岩波新書 新赤版 2027)感想
重厚で緻密。新しい経済哲学。
読了日:10月02日 著者:松島 斉
あいまいさに耐える ネガティブ・リテラシーのすすめ (岩波新書 新赤版 2026)あいまいさに耐える ネガティブ・リテラシーのすすめ (岩波新書 新赤版 2026)感想
どうでもいいことはあいまいのままで済ます能力。
読了日:09月23日 著者:佐藤 卓己
エリカについてエリカについて
読了日:09月23日 著者:小野 絵里華
花束花束
読了日:09月17日 著者:久谷雉
子供の「脳」は肌にある (光文社新書)子供の「脳」は肌にある (光文社新書)感想
育児をするうえでとても重要なことが書いてある。
読了日:09月17日 著者:山口 創
分断と対話の社会学:グローバル社会を生きるための想像力分断と対話の社会学:グローバル社会を生きるための想像力感想
入門者向けの教科書。
読了日:09月17日 著者:塩原 良和
The other voiceThe other voice
読了日:09月17日 著者:吉増 剛造
「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える (ちくま新書 1787)「頭がいい」とはどういうことか ――脳科学から考える (ちくま新書 1787)感想
脳内環境が全体として頭の良さを作っている。
読了日:09月11日 著者:毛内 拡
なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)感想
フィルターバブルの中にいる我々には読書というノイズが必要だ。
読了日:09月11日 著者:三宅 香帆
ラーメンと愛国 (講談社現代新書)ラーメンと愛国 (講談社現代新書)感想
ラーメンという新しい伝統。
読了日:09月11日 著者:速水健朗
単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に感想
なかなか過激でとても良かった。
読了日:09月11日 著者:四元康祐
生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ (講談社現代新書)生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ (講談社現代新書)感想
強い責任から弱い責任へ。時代の価値観への理論的基礎づけ。
読了日:09月11日 著者:戸谷 洋志
激動のビジネストレンドを俯瞰する 「働き方改革」の人類史激動のビジネストレンドを俯瞰する 「働き方改革」の人類史感想
働き方改革は現代だけの問題ではない。
読了日:09月11日 著者:尾登 雄平
心で見る世界 (岩波新書)心で見る世界 (岩波新書)感想
物理学的世界ではなく心理学的世界。名著。
読了日:09月01日 著者:島崎敏樹
アファーマティブ・アクション-平等への切り札か、逆差別か (中公新書 2811)アファーマティブ・アクション-平等への切り札か、逆差別か (中公新書 2811)感想
アメリカにおけるアファーマティブアクションの苦闘を丹念にあとづけている。良書。
読了日:09月01日 著者:南川 文里
三つの物語 (光文社古典新訳文庫)三つの物語 (光文社古典新訳文庫)感想
緻密で簡潔な古典。
読了日:09月01日 著者:フローベール
明星明星感想
詩における距離の問題。
読了日:09月01日 著者:池井 昌樹
白くぬれた庭に充てる手紙白くぬれた庭に充てる手紙感想
隔たりを融解させる優しさ
読了日:08月24日 著者:望月遊馬
ニート: フリーターでもなく失業者でもなくニート: フリーターでもなく失業者でもなく感想
ニートの議論の始まり。
読了日:08月22日 著者:玄田 有史,曲沼 美恵
マッチ売りの偽書マッチ売りの偽書感想
独特の脱臼。
読了日:08月19日 著者:中島 悦子
ニューヨーク・ディグ・ダグニューヨーク・ディグ・ダグ感想
詩における外国語の問題。
読了日:08月19日 著者:長田 典子
見る人 ジャコメッティと矢内原見る人 ジャコメッティと矢内原感想
貴重な歴史的証言。
読了日:08月19日 著者:宇佐見 英治
「高学歴ワーキングプア」からの脱出 (光文社新書)「高学歴ワーキングプア」からの脱出 (光文社新書)感想
高学歴ワーキングプア」が世に広まったあとの後日談。
読了日:08月19日 著者:水月 昭道
トカイナカに生きる (文春新書 1368)トカイナカに生きる (文春新書 1368)感想
地方にこそフロンティアがある
読了日:08月17日 著者:神山 典士
「おふくろの味」幻想~誰が郷愁の味をつくったのか (光文社新書 1240)「おふくろの味」幻想~誰が郷愁の味をつくったのか (光文社新書 1240)感想
味の社会学
読了日:08月17日 著者:湯澤 規子
夜更けわたしはわたしのなかを降りていく夜更けわたしはわたしのなかを降りていく感想
生と死の相関関係
読了日:08月17日 著者:水出 みどり
カフカを読みながらカフカを読みながら感想
芸術の再帰性
読了日:08月17日 著者:丸田麻保子
ライトゲージライトゲージ感想
透明な感受性
読了日:08月17日 著者:うるし山 千尋
山奥ビジネス (新潮新書)山奥ビジネス (新潮新書)感想
SLOC、small,local,open,connectedが重要。
読了日:08月10日 著者:藻谷 ゆかり
資本主義の次に来る世界資本主義の次に来る世界感想
脱成長の思想的基礎を示している。
読了日:08月10日 著者:ジェイソン・ヒッケル
ポスト西洋世界はどこに向かうのか: 「多様な近代」への大転換ポスト西洋世界はどこに向かうのか: 「多様な近代」への大転換感想
欧米政治体制を相対化し、多様な近代の到来を予想。
読了日:08月03日 著者:チャールズ・カプチャン
クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところクリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ感想
ビジネスにおけるパラダイムシフトを論じている。目からウロコである。
読了日:08月03日 著者:山口周
難解な自転車難解な自転車感想
熟練の技。
読了日:08月03日 著者:野村喜和夫
青い家青い家感想
ジャズの演奏会のような。
読了日:08月03日 著者:福間 健二
「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書 1806)「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書 1806)感想
ダークな性格についての心理学的知見。よくまとまっている。
読了日:07月29日 著者:小塩 真司
詩七日詩七日感想
ユーモアが詩を書いている。
読了日:07月27日 著者:平田 俊子
零余子回報零余子回報感想
言葉との格闘。
読了日:07月27日 著者:森本 孝徳
自分を愛する力 (講談社現代新書)自分を愛する力 (講談社現代新書)感想
褒められて育つと他人も褒めるようになる。そういう正の循環。
読了日:07月25日 著者:乙武洋匡
よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。感想
学殖詩人ですな。
読了日:07月20日 著者:藤井 貞和
科学と社会 (岩波新書 特装版)科学と社会 (岩波新書 特装版)感想
科学エッセイ。戦後間もない頃の状況が分かる。
読了日:07月19日 著者:中谷宇吉郎
ヒムル、割れた野原: 詩集ヒムル、割れた野原: 詩集感想
存在についての詩集。
読了日:07月19日 著者:野木 京子
パーティーが終わって、中年が始まるパーティーが終わって、中年が始まる感想
中年をもっとポジティブにとらえてあげたい。
読了日:07月18日 著者:pha
病が分断するアメリカ ――公衆衛生と「自由」のジレンマ (ちくま新書 1744)病が分断するアメリカ ――公衆衛生と「自由」のジレンマ (ちくま新書 1744)感想
アメリカを例に公衆衛生の本質について考察。
読了日:07月15日 著者:平体 由美
途中の話途中の話感想
詩の長さが適切である。
読了日:07月15日 著者:和田まさ子
頬、杖頬、杖感想
老境が豊穣な作品を生む。
読了日:07月15日 著者:松川紀代
道徳を基礎づける 孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ (講談社学術文庫 2463)道徳を基礎づける 孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ (講談社学術文庫 2463)感想
孟子の思想と対比させ浮かび上がる西洋道徳思想。名著。
読了日:07月10日 著者:フランソワ・ジュリアン
奇病庭園奇病庭園感想
激烈なイマジネーション。美しかった。
読了日:07月08日 著者:川野 芽生
センスの哲学センスの哲学感想
わかりやすくて刺激的。とても良かった。
読了日:07月08日 著者:千葉 雅也
スペインの家:三つの物語 (白水Uブックス)スペインの家:三つの物語 (白水Uブックス)感想
小品だが完成度が高い。
読了日:07月03日 著者:J.M.クッツェー
ハルムスの世界 (白水Uブックス)ハルムスの世界 (白水Uブックス)感想
不条理文学。とにかく人が死ぬ。
読了日:07月03日 著者:ダニイル・ハルムス
忘失について忘失について感想
完成度は高いが飽きる。
読了日:07月01日 著者:水下 暢也
あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったからあなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから感想
震災文学では良質な方。
読了日:06月30日 著者:須藤 洋平
雨をよぶ灯台 新装版雨をよぶ灯台 新装版感想
一筋縄ではいかない。
読了日:06月30日 著者:マーサ・ナカムラ
職場を腐らせる人たち (講談社現代新書 2739)職場を腐らせる人たち (講談社現代新書 2739)感想
職場環境を悪化させる人たちの傾向と対策。ためになる。
読了日:06月30日 著者:片田 珠美
言葉について言葉について感想
多角的な言葉への考察。
読了日:06月26日 著者:中村稔
傍らの男傍らの男感想
改行が非常に巧みである。
読了日:06月26日 著者:高木 敏次
シン・中国人 ――激変する社会と悩める若者たち (ちくま新書 1710)シン・中国人 ――激変する社会と悩める若者たち (ちくま新書 1710)感想
中国人の生活の現在形。プライバシー無視とか特徴的だ。
読了日:06月18日 著者:斎藤 淳子
新しいカップル: カップルを維持するメカニズム新しいカップル: カップルを維持するメカニズム感想
カップルセラピーの専門家によるカップル論。面白かった。
読了日:06月17日 著者:ロベール ヌービュルジェ
未来散歩練習 (エクス・リブリス)未来散歩練習 (エクス・リブリス)感想
社会的事件への眼差し。上手い。
読了日:06月08日 著者:パク・ソルメ
もう死んでいる十二人の女たちと (エクス・リブリス)もう死んでいる十二人の女たちと (エクス・リブリス)感想
韓国の新しい才能。期待できる。
読了日:06月08日 著者:パク・ソルメ
結婚の社会学 (ちくま新書 1789)結婚の社会学 (ちくま新書 1789)感想
結婚についての現代的な議論。手堅い。
読了日:06月08日 著者:阪井 裕一郎
声の影声の影
読了日:06月04日 著者:岩木誠一郎
ルポ 大学崩壊 (ちくま新書 1708)ルポ 大学崩壊 (ちくま新書 1708)感想
大学で相次ぐ問題事。その実態に迫る。
読了日:06月02日 著者:田中 圭太郎
ナショナリズムと政治意識 「右」「左」の思い込みを解く (光文社新書 1314)ナショナリズムと政治意識 「右」「左」の思い込みを解く (光文社新書 1314)感想
ナショナリズムにも政治的な左右にも国ごとのでグラデーションがある。すごく良かった。
読了日:06月02日 著者:中井 遼
新書576 ルポ 保健室 (朝日新書)新書576 ルポ 保健室 (朝日新書)感想
学校にも家庭にも居場所がない子どもたちの居場所としての保健室。とても良かった。
読了日:05月31日 著者:秋山千佳
恋の幽霊恋の幽霊感想
町屋良平も中年の小説を書くようになった。
読了日:05月25日 著者:町屋 良平
世界哲学のすすめ (ちくま新書 1769)世界哲学のすすめ (ちくま新書 1769)感想
世界哲学というメタ哲学。重厚。
読了日:05月22日 著者:納富 信留
体験格差 (講談社現代新書 2741)体験格差 (講談社現代新書 2741)感想
体験格差についての問題提起。勉強になった。
読了日:05月12日 著者:今井 悠介
エシカルフード (角川新書)エシカルフード (角川新書)感想
倫理的消費とはなにか。日本の後進性。
読了日:05月12日 著者:山本 謙治
まちの価値を高めるエリアマネジメントまちの価値を高めるエリアマネジメント感想
エリアマネジメント入門。面白く読んだ。
読了日:05月08日 著者:小林 重敬,一般財団法人森記念財団
真の人間になる(下) (エクス・リブリス)真の人間になる(下) (エクス・リブリス)感想
文学作品としての完成度が高い。今のところ今年のベスト小説。
読了日:05月08日 著者:甘耀明
真の人間になる(上) (エクス・リブリス)真の人間になる(上) (エクス・リブリス)感想
台湾土着民の生活や価値観が分かって面白い。
読了日:05月08日 著者:甘耀明
アジアを生きる (集英社新書)アジアを生きる (集英社新書)感想
政治学者の自伝的エッセイ。アジアについての複雑な思い。
読了日:05月04日 著者:姜 尚中
変半身 (ちくま文庫)変半身 (ちくま文庫)感想
伝承とSFが入り混じっている。読後戦慄した。
読了日:05月04日 著者:村田 沙耶香
再生可能エネルギーの社会化 -- 社会的受容性から問いなおす再生可能エネルギーの社会化 -- 社会的受容性から問いなおす感想
再生可能エネルギーの社会的な課題を検討。重要な研究だ。
読了日:05月01日 著者:丸山 康司
脱力系育児マンガ 日々白目むいてます脱力系育児マンガ 日々白目むいてます感想
育児エッセイマンガ。とにかく身につまされる。
読了日:04月28日 著者:白目みさえ
清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫 こ 58-1)清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫 こ 58-1)感想
茨木のり子の初の評伝。引用が豊富で良い。
読了日:04月23日 著者:後藤 正治
子育てしたら白目になりました子育てしたら白目になりました感想
子育てにおける女性心理をよく描いている。
読了日:04月23日 著者:白目 みさえ
最愛の最愛の感想
上田にしては珍しいメロドラマ。だがとても良い。
読了日:04月17日 著者:上田 岳弘
会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~ (光文社新書)会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~ (光文社新書)感想
いろんな話題についての対談。面白く読んだ。
読了日:04月15日 著者:本間 浩輔,中原 淳
ブッダという男 ――初期仏典を読みとく (ちくま新書 1763)ブッダという男 ――初期仏典を読みとく (ちくま新書 1763)感想
仏教学の論点が分かって面白かった。
読了日:04月14日 著者:清水 俊史
弑逆者弑逆者感想
憂鬱で鋭い日々。ロブグリエの出発点だ。
読了日:04月12日 著者:アラン・ロブ=グリエ
だれか、来るだれか、来る感想
単純なストーリーを重厚に仕上げるプロットが凄い。
読了日:04月11日 著者:ヨン・フォッセ
自由原理 来るべき福祉国家の理念自由原理 来るべき福祉国家の理念感想
福祉国家の基本原理を考察している。勉強になる。
読了日:04月07日 著者:橋本 努
とんこつQ&AとんこつQ&A感想
人間の基本的なルールに沿えない人を描き続けている。
読了日:04月06日 著者:今村 夏子
サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る (岩波新書 新赤版 1965)サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る (岩波新書 新赤版 1965)感想
人類消滅もありうるとする衝撃的な人口学の本。
読了日:04月06日 著者:原 俊彦
デジタルネイティブの時代 なぜメールをせずに「つぶやく」のか (平凡社新書)デジタルネイティブの時代 なぜメールをせずに「つぶやく」のか (平凡社新書)感想
デジタルネイティブについての先駆的な研究。現代でも通用する。
読了日:04月06日 著者:木村 忠正
メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」 (光文社新書 1179)メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」 (光文社新書 1179)感想
メタバースについてのちょうどいい入門書。
読了日:03月30日 著者:岡嶋 裕史
母という呪縛 娘という牢獄母という呪縛 娘という牢獄感想
犯罪のノンフィクションは初めて読んだ。衝撃的だ。
読了日:03月30日 著者:齊藤 彩
倫理学原論 ――直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい (ちくま新書 1780)倫理学原論 ――直感的善悪と学問の憂鬱なすれちがい (ちくま新書 1780)感想
政治経済などに汚染されない純粋倫理の探求。
読了日:03月27日 著者:船木 亨
素粒子 (ちくま文庫 う 26-1)素粒子 (ちくま文庫 う 26-1)感想
今読んでも衝撃的。
読了日:03月20日 著者:ミシェル ウエルベック
人生が整うマウンティング大全人生が整うマウンティング大全感想
爆笑したが、割と役に立つ。
読了日:03月17日 著者:マウンティングポリス
つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて (角川新書)つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて (角川新書)感想
倫理学入門。なかなか面白い。
読了日:03月17日 著者:村松 聡
嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する (光文社新書 1297)嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する (光文社新書 1297)感想
論点がうまくまとまっている。
読了日:03月14日 著者:山本 圭
他者といる技法 ――コミュニケーションの社会学 (ちくま学芸文庫 オ-37-1)他者といる技法 ――コミュニケーションの社会学 (ちくま学芸文庫 オ-37-1)感想
普通に社会で暮らしている視点からの社会学
読了日:03月02日 著者:奥村 隆
経済倫理=あなたは、なに主義? (講談社選書メチエ 419)経済倫理=あなたは、なに主義? (講談社選書メチエ 419)感想
世の人々の価値観を大分類。面白い。
読了日:02月25日 著者:橋本 努
ロスト近代 資本主義の新たな駆動因ロスト近代 資本主義の新たな駆動因感想
重厚で本質的。現代につながる思想。読むべし。
読了日:02月21日 著者:橋本 努
妻に稼がれる夫のジレンマ ――共働き夫婦の性別役割意識をめぐって (ちくま新書 1773)妻に稼がれる夫のジレンマ ――共働き夫婦の性別役割意識をめぐって (ちくま新書 1773)感想
題材は良いけど考察が浅い。
読了日:02月19日 著者:小西 一禎
東京都同情塔東京都同情塔感想
諷刺が利いていてとても良い。
読了日:02月12日 著者:九段 理江
消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神 (筑摩選書)消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神 (筑摩選書)感想
最近のミニマリズムの可能性を探っていて良い。
読了日:02月04日 著者:橋本 努
超人ナイチンゲール (シリーズ ケアをひらく)超人ナイチンゲール (シリーズ ケアをひらく)感想
最高のエンターテインメント。
読了日:01月25日 著者:栗原 康
SchoolgirlSchoolgirl感想
意外と書かれてこなかった題材だと思う。
読了日:01月25日 著者:九段 理江
ふつうの相談ふつうの相談感想
理論化されていない領域の理論化。
読了日:01月25日 著者:東畑 開人
親ガチャの哲学 (新潮新書 1023)親ガチャの哲学 (新潮新書 1023)感想
ライトだがテーマは面白い。
読了日:01月18日 著者:戸谷 洋志
オトメゴコロスタディーズ フィクションから学ぶ現代女子事情オトメゴコロスタディーズ フィクションから学ぶ現代女子事情感想
何度も笑った。女子に翻弄される男子。
読了日:01月11日 著者:稲田 豊史
訂正する力 (朝日新書)訂正する力 (朝日新書)感想
読みやすく、希望が持てる本。
読了日:01月11日 著者:東 浩紀
青いパステル画の男 (新潮クレスト・ブックス)青いパステル画の男 (新潮クレスト・ブックス)感想
筋で読ませるタイプかな。
読了日:01月10日 著者:アントワーヌ・ローラン,吉田 洋之
近代美学入門 (ちくま新書 1754)近代美学入門 (ちくま新書 1754)感想
目からウロコで分かり易い。とても良い入門書。
読了日:01月03日 著者:井奥 陽子

読書メーター