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広田修の書評とエッセイ

明るい職場

 さて、私はいつも明るい職場づくりをしたいと思っています。みんなが笑顔とやる気に満ち、無駄な軋轢のない職場です。近年は人手不足で労働環境は厳しくなっていますが、だからこそ労働効率を上げるため職場は明るくなければいけません。人を傷つけたり、ハラスメントをしたり、そういうことのない職場でこそみんなが安心して生産的に働けるのです。

 そのためには、他人の悪口を言わないのは当然、自分も他人も適切に肯定でき、まずい点については改善方法を話し合える雰囲気作りが大事です。相談しやすい雰囲気、相談にはきちんと耳を傾ける雰囲気。部下がコンプライアンス意識を持つと同時に上司もコンプライアンス意識を持つこと。私の経験上部下より上司の方がコンプライアンス意識が薄いです。平気でプライバシーを侵害したりしてきます。プライバシーの侵害は被害者の心の平穏を著しく害します。そのようなことが決してないような職場づくり。

 明るい職場はあいさつと声掛けから始まります。適切なコミュニケーションが何よりの職場の潤滑油です。誤解や不信を招かないように、コミュニケーションの多い風通しの良い職場にしましょう。

 みんな他人からいろんな面で許されています。そのことにまず感謝しましょう。自分はこんなにも許されてきたんだという自覚が必要です。そうすれば他人のことも許せるはずですし、些細なことに目くじらを立てることもなくなります。他人を許さない人は自分も許されません。些細なことで足を引っ張られるのは他人を許さないから。お互い不完全な人間同士、補いながらやっていきたいものです。