2019-01-01から1年間の記事一覧
なめらかで熱くて甘苦しくて (新潮文庫) 作者: 川上弘美 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/07/29 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 本短編集で川上は人生を感覚的に語っている。それこそ、人生とはなめらかで熱くて甘苦しいのだ。人生…
昨日は振り替え休日で、今日は三連休の中日です。それにしても、ここのところ休日であっても何かしら用事があって忙しくしていたのですが、この連休は何もありません。しかも妻は水木金と用事があって出かけていました。 このような真の休日とも呼ぶべき事態…
寒い日々が続きます。最近は手袋をはめるようになりました。もうすぐコートの登場だと思います。いよいよ冬が始まりました。私は夏よりは冬の方が調子がいいので、まあぼちぼち頑張っていこうかなと思っています。 そういえばもうすぐボーナスです。全額貯金…
この一年くらいの間、仕事に関係して読んだ本をまとめておこうと思います。 2018.8.23 轡田竜蔵『地方暮らしの幸福と若者』 2018.9.12 河合他『不機嫌な職場』 2018.10.19 平木典子『アサーション入門』 2018.10.24 …
ドン・フアン(本人が語る) 作者: ペーターハントケ,阿部卓也,宗宮朋子 出版社/メーカー: 三修社 発売日: 2011/10/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 2回 この商品を含むブログを見る この小説の画期的なところは、ドン・フアンを第三者的視点…
さて、災害体制もほぼ終わり、通常業務に戻ってまいりました。少し余裕があるので、資料の整理とか今まで後回しにしてきた優先度の低い業務に取り掛かっています。それにしてもやることはかなりありますね。定時で帰るように心がけていますが、一つ一つ効率…
そして、アンジュは眠りにつく (新潮文庫) 作者: 島田雅彦 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2000/07 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 9編からなる短編集。ノスタルジックな少年時代の話や、少年時代の性の話、…
今日は年休を取りました。もろもろお疲れなので、英気を養おうと思います。読書して、映画を観て、音楽を聴いて。あと作品も書きたいところ。最近スマホでゲームをやるようになりました。もちろんお金はかけずに質の高いものを選んでやっています。今はまっ…
災害対策業務第3クールを終えてきました。延べ9日間の業務でしたが、なかなか神経戦で疲弊する業務でした。この業務で得たことはいろいろとあります。今後の仕事に生かせていければと思っています。 だいたい現場も落ち着いてきて、我々ももはや任務を終え…
花あるいは骨 作者: 風森さわ 出版社/メーカー: 土曜美術社出版販売 発売日: 2019/09/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 詩的であることと具体的であることはしばしば衝突してきた。具体的に書けば書くほどテクストは小説に近づいていく。抽象…
さて、今日は災害対策第3クールの振り替え休日である。おかげさまで、災害からの復旧は進んでおり、災害対策も以前ほど大変ではなくなった。 だが、今日はかなり忙しい。まず、銀行に振り込みに行き、図書館に借りていた本を返しに行き、車のガソリンを入れ…
コウモリの見た夢 作者: モーシンハミッド,川上純子 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン 発売日: 2011/06/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 本作は、パキスタン出身の主人公がアメリカの有名コンサルに就職しながら、心に傷…
箱の中の森 作者: 長谷部裕嗣 出版社/メーカー: grambooks 発売日: 2019/09/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この詩集には長谷部の美学が多分に反映されている。芸術的な美学というより生きることの美学である。詩の主体はハードボイルドな…
さんぽさんぽ 作者: 坂多瑩子 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 2019/08/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 坂多の詩には家族や田舎が良く出てくる。家族の匂いや土の匂いが濃い詩集である。生まれ故郷を散歩していると、至る所に異次元への入…
私が食べた本 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/12/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書は村田が雑誌などに掲載した書評と主に芥川賞受賞近辺のエッセイを収めている。村田の書評の書き方は、印象批評の一種で…
4日間の災害対応を終え、今日は振り替え休日をとっています。災害対応業務というのも特殊なものであり、あの現場における特殊な緊張感はなかなかメンタルを費やします。その一方で、災害によって被災した自治体の復旧がどんどん進展していく過程を現場で目…
さて、最近は毎日長袖を着ています。暑い夏は終わり、もうすぐネクタイを締めて通勤しなければならなくなります。これからの時代、サラリーマンの服装ももっと自由でいいとも思うのですが、きちんとした身なりをすることは相手に対するマナーでもあります。…
舞姫タイス (白水Uブックス―海外小説の誘惑 (145)) 作者: アナトール・フランス,水野成夫 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2003/07 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 47回 この商品を含むブログ (6件) を見る 苦行を重ね奇跡を起こす修道士が肉欲におぼ…
台風により被災した地域の復旧はまだ道半ばであり、私たちも災害体制をとり通常の勤務が抑制されている状況である。災害による施設の機能停止などで通常の業務にも影響をきたしており、有事の際にどれだけ臨機応変に対応できるか試されていると思う。 私は明…
今回の台風による被害は甚大なもので、私も今回大きな被害のあった自治体と仕事上関わった。それで分かったのは、やはり現場の緊迫感はすごいということだ。被害のあった自治体に派遣されてまず感じたのは緊張感の違いである。私は着任してしばらくはその緊…
時代とともに夫婦の在り方も変わってくる。私たちはだいぶ今どきの夫婦に近いのかなと思う。 まず、結婚指輪は外に出るときには必ずつける。昔に比べて今の夫婦は結婚指輪を着用する割合が高いらしい。そして結婚指輪の費用は折半した。昔は夫の側が負担した…
インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) 作者: アントニオタブッキ,Antonio Tabucchi,須賀敦子 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1993/10/01 メディア: 新書 購入: 9人 クリック: 44回 この商品を含むブログ (75件) を見る 失踪した友人を探しにインド…
今回の台風はかなり強力で日本各地に被害をもたらした。私は特に被害を被ったわけではないが、今回の台風を振り返ってみようと思う。 まず、台風が12日に猛威を振るうという予報に接して、11日の仕事が終わってから妻と共に南相馬市から福島市に帰省した…
夢の女・恐怖のベッド―他六篇 (岩波文庫) 作者: ウィルキー・コリンズ,中島賢二 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2003/03/14 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 18回 この商品を含むブログ (12件) を見る 何らかの事件や謎が提示され、その真相が鮮やか…
今の仕事、それなりにノルマがあり、追い立てられるように仕事をしているわけですが、なんかそんな風に気をもんで精神的に参ってしまうのもばからしいので、基本的にマイペースでやっていくことにしました。もちろん最大限の努力はしますが、努力しても達成…
仕事の方で、自分の業務はほとんど自分ひとりでやっていたのですが、いろいろと遅れが出始めたので思い切ってほかの人にも手伝ってもらうことにしました。私はいつも手一杯ですが、多少時間を持て余している臨時職員や正職員はいます。そういう人に仕事を割…
さて、10月、下半期の始まりです。上半期の疲れが押し寄せていて、しばらくペースを上げずに余裕をもってやっていきたいです。下半期は上半期やらなかった仕事も始まりますので、間違いのないようによく理解してやっていきたいですね。上半期、慣れない仕…
海に帰る日 (新潮クレスト・ブックス) 作者: ジョンバンヴィル,John Banville,村松潔 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/08/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 17回 この商品を含むブログ (38件) を見る 人間にとっての重大事件とは、一に恋愛な…
旦那観察日記?AV男優との新婚生活? 作者: はあちゅう 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス 発売日: 2019/02/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る ブロガー・作家とAV俳優とのなれそめ、結婚、新婚生活について主に妻の立場…
若いころ、神社にお参りしてもただ手をたたいて頭を下げるだけでなにも願い事をしなかった。ところが、最近になって私はいつも「仕事がうまくいきますように」「家庭が平和でありますように」という二つを必ず強く祈るようになった。この前は家内安全のお守…