albatros blog

広田修の書評とエッセイ

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

家庭と仕事

人間は社会的動物ですから孤独には生きられないし、社会的規範にのっとって日々暮らさなければいけません。背負うものがない、負担がないということは、同時に喜びや社会的承認もないということです。現代人は大人になると仕事につき家庭を作ることが多いで…

スタンプラリー

スタンプラリーは楽しい。だがおそらく一人で巡ったのでは楽しくはない。親しい間柄の人と一緒に回るのが楽しいのだと思う。去年は酒蔵をめぐるスタンプラリーを回り、見事景品をゲットした。今年は花のスポットを巡るスタンプラリーをやったが、景品はもら…

頭痛

今朝は頭痛がして食欲がなく、一度出勤したものの仕事が手につかず退勤した。早速医者にかかったところ、私はものすごく肩が凝っていたらしく、肩こりからくる頭痛だと診断された。確かに、今の部署に入ってから細かいデータ入力やデータ管理が多く、日々肩…

『田野倉康一詩集』

田野倉康一詩集 (現代詩文庫) 作者: 田野倉康一 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 2016/08/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 詩は言語による美的構成体である。もちろん「美的構成体」といってもその定義は様々になされるで…

心折れそうなとき

先々週、仕事上のトラブルが重なってその心理的ダメージを引きずっています。そして、先週から今週にかけて家庭上のトラブルがあり、なんか久しぶりに人生の谷がやってきたなというところです。昨日はだいぶ心折れそうでした。まあ、結婚生活、新しく直面す…

雨の休日

今日は雨である。昨日とおとといは何かと忙しく、今日は何となく疲れている。妻も朝ご飯を作った後疲れて寝てしまい、私は一人居間で本を読んでいた。雨の日、人は思索的になる。雨の日、人は己の内面を見つめる。結婚生活ももう9か月、いろんなことを積み重…

李琴峰『独り舞』

独り舞 作者: 李琴峰 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/03/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る ヒロインはレズビアンであり、また性犯罪被害を受けることでうつ病を発症している。また、恋人との別れを繰り返し、心に傷を負ってい…

午後休の使い方

私は昨日体調もすぐれず、また外耳炎の治療の必要があったため午後休をとった。思えば午後休というのは便利な制度である。使える年休には限りがある中、また日々仕事で忙しい中、ちょうどいい具合で休みが取れるのはとてもいい。 多少体調が悪くても半日なら…

今村夏子『星の子』

星の子 作者: 今村夏子 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (14件) を見る ヒロインは一風変わった女の子で、どこか周りから冷淡に扱われている。また、両親が宗教に入っていることもあり、それも周り…

上半期の総括

今年度ももうすぐ上半期が終わります。この上半期、結構毎日忙しかったです。休日も何かと用があったりしてよく休めないまま次の週へ、ということがよくありました。働き方改革が始まり、仕事と家庭の両立ということも課題でした。とにかく私は家庭を持った…

古川真人『縫わんばならん』

縫わんばならん 作者: 古川真人 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/01/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 小説は個人の唯一の人生を超え出るものである。もちろん、読書体験もまたその個人の人生の一部に過ぎないわけであるが、その個人の…

本物の休み

サラリーマンの休日は忙しい。いろんな生活の雑事を休日にこなすため、休日は買い物に行ったり書類を書いたり髪を切ったりなどやることが集中する。休日に旅行の予定を入れると、確かに旅行は楽しいのだが疲れもする。さらに、基本的に週末は一週間の疲れが…